成長期
下の小臼歯を上の前歯部分に移植した例

<症例情報まとめ>
  • 主訴
    前歯(上)右側の生え方が遅い
  • 診断名
    Cl I Crowding(叢生)
  • 年齢
    9歳
  • 主な装置
    上顎床装置、下顎セクショナルアーチ
  • 抜歯部位
    下顎左右第1小臼歯(右上に移植)
  • 治療期間
    治療期間 I期治療:2年
  • 治療費
    250,000円+税 調節料
  • リスク
    歯根吸収、骨性癒着、顎関節症状等

前歯を外傷や何らかの原因で失った、あるいは生まれつき永久歯が無い人の場合に、自分の別の場所の歯を移植することが可能です。
特に凸凹が多い人の場合には小臼歯を抜歯することが一般的ですので、この抜歯した歯を、歯が無い部分に移植するわけです。

移植する歯の根の完成度が3/4という段階が最適であるとされています(小臼歯であれば10歳から12歳ころ)。

ただ、根が完全に形成されていても予後に大きな差はない、という報告もあります。

この方は原因不明ですが右上の永久歯が3本炎症によってぼろぼろでした。下に凸凹があったため下の小臼歯を2本抜歯して右上に移植しました。

下の左右の小臼歯を抜歯して右上に移植した直後です。

成長による変化が見られなくなってから最終的な人工物を入れます。