成長終了後
生まれつき多くの永久歯が足りない人の治療例ー18歳男性

<症例情報まとめ>
  • 主訴
    前歯のすき間
  • 診断名
    Skeletal Cl III Cross bite(骨格性反対咬合)、上顎左右第1小臼歯・第2小臼歯、下顎左右側切歯、下顎左右第2小臼歯の先天欠如
  • 年齢
    18歳
  • 主な装置
    マルチブラケット装置、顎間ゴム、保定装置
  • 抜歯部位
    なし(8本先天欠如)
  • 治療期間
    1年6か月
  • 治療費
    336,000円+税 調節料
  • リスク
    歯肉退縮、ブラックトライアングル、歯根吸収、顎関節症状等

生まれつき多くの永久歯が足りない人の場合には人工の歯を入れて機能を改善しなくてはならなくなります。
矯正治療の役割は人工の歯を入れるのに有利な環境を作り上げることになります。
下に示すケースは、上顎左右第1小臼歯・第2小臼歯、下顎左右側切歯、下顎左右第2小臼歯の計8本の歯が先天的に欠損していました。

欠損部にスペースをまとめて、人口の歯でスペースを閉鎖、機能を改善しました。

現在では、6本以上の歯の先天欠損がある場合、矯正治療も健康保険が適用されるようになりました。

▼治療前▼治療後