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乳歯の反対咬合について

乳歯が反対咬合であっても、乳歯の前歯が永久歯の前歯へと生え変わるときに自然に治ってしまうことが6割から7割の例に生じるとされています。
このことを期待する、あるいは自然に治ることがあるので少し治療の開始を待っても構わないと聞いた、ということで矯正歯科を受診しなかったたえめ、もっと早くから治療を始めておいた方が良かったのに、という例に出くわすことがあります。
次の例は自然に治る可能性の少ない乳歯の反対咬合(5歳2ヶ月)の例です。
自然に治る可能性があるかどうかの判断は、反対に噛んでいる歯の範囲、下あごを手で押したときに上の前歯の先と下の前歯の先が合わせられるかどうか、乳歯の糸切り歯の噛みあわせは正常か、横顔のバランスに問題がないかどうか、などというところがチェックポイントになります。
 

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横顔はかなりしゃくれています。
奥歯も反対に噛んでいて前歯の先を合わせることができず、上下の糸切り歯も接していません。
自然に治る可能性が見込めないのですぐに治療に入りました。

上のあごを拡げ、前方に牽引するという治療を数回行ないました。
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10年後が下の状態です。
 

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この後マルチブラケットを用いた治療に入ることになります。 

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