乳歯の時に注意しなくてはならない噛み合わせの異常
乳歯は大きさが小さく、またアゴの成長量も大きいので不正咬合を見つけることは稀ですが注意しなくてはならない噛み合わせの異常があります。
まず、指しゃぶりが頑固に残っている時に見られる”開咬”と”出っ歯”です。4歳以降になっても指しゃぶりが残っていると前歯が噛み合わさらなくなってしまいます。
次の写真は5歳2ヶ月の指をしゃぶっていたお子さんの口です。
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特別な器具を使わなくても、ちょっとしたきっかけを与えるだけで指を吸わなくさせることが可能です。
2ヵ月後の状態です。
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小学校入学後もこの癖が残ってしまっていると、骨格のゆがみを生じてしまい、治療が難しくなりますので可能な限り早く指を吸わなくなるようにするのに越したことはありません。
指しゃぶりによって生じるもう一つの注意しなくてはならない噛みあわせの異常は、上のあごの幅が狭くなってしまうため、特に乳犬歯がぶつかるようになってしまい、下のあごを横にずらして噛むようになってしまう”交叉咬合”があります。
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この状態が長く続くと顔がゆがんでしまうので、ネジの入った器具で上のあごを広げる治療が必要です。
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このお子さんは指しゃぶりを止め、上のあごを広げて永久歯への交換を観察するだけで良好な噛みあわせを得ることができました。
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